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鎌田孝博

ギターのピックの持ち方

更新日:4月21日

ギター演奏において、ピックの持ち方は基本中の基本です。正しいピックの使い方をマスターすることで、演奏の質が大きく向上します。





ピックの基本的な持ち方


正しいピックの握り方

ピックは、親指と人差し指で軽く挟むようにして持ちます。ピックの先端がギターの弦に対して直角になるように調整し、リラックスした状態で握ることがポイントです。


ポイントとしては、軽く拳をにぎり、親指を添えるだけにしてください。

強く握りしめてしまうと手首が固定されてしまい、うまくストロークができなくなってしまいます。





ピックの角度と圧力

ピックを弦に当てる角度は、演奏する音色に大きな影響を与えます。また、ピックの圧力を調整することで、弦の振動をコントロールし、様々な音色を出すことができます。


基本的には3種類に分かれます。

①順アングル



②弦に対して平行にあてる



③逆アングル




ただし、まずは②の弦に対して垂直当てるように意識をしてください。

これができれば残りの2つはできます。


一般的な間違いとその修正

初心者が陥りがちな間違いには、前述しましたがピックを強く握りすぎたり、角度が不適切であることがあります。これらの間違いを修正することで、よりクリアで美しい音色を生み出すことが可能です。


たまにギターをはじめたばかりの生徒さんから、

「脱力しすぎるとピックが飛んでいってしまいます!」

という声をお聞きますが、このようなことがあったら上達している証です!


イメージとしては、寝る前の状態のように力を抜き、ピックを持ってください。

手首を自由に使う必要があるため、力を入れてしまうと手首が固定されてしまい、上手く弾けなくなってしまいます。


初心者は、まずはピックを力を抜いて持つことから始めましょう。練習を重ねることで、自然と最適な持ち方や力加減が身につきます。




ピックの種類とそれぞれの持ち方

ピックには様々な形状や厚さがあり、それぞれ異なる音色や演奏感を提供します。このセクションでは、異なるタイプのピックとその特性、ジャンルに合わせたピックの選び方について解説します。


様々なピックの形状と特性

ピックは、三角形、ティアドロップ形、ジャズ型など、多種多様な形状があります。それぞれの形状は、異なる演奏スタイルや音色に適しています。


三角形




ティアドロップ形




ジャズ型




ピックの厚さと演奏への影響

ピックの厚さも音色に影響を与えます。薄いピックは柔らかい音が特徴で、厚いピックはよりはっきりとした攻撃的な音が出ます。


初心の方に関しては、薄い(thin)ピックを使ってください。

はじめのうちは脱力をするのが難しく、薄いピックを使うことにより、脱力できないことを道具でカバーすることが可能です。


ジャンル別のピックの選び方

演奏する音楽ジャンルによって、最適なピックは異なります。例えば、アコースティックギターでのストロークには柔らかめのピックが、エレキギターのリードプレイには硬めのピックが適しています。




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